沖田家の猫用布製キャリーバッグいいとこ・悪いとこ

2019年11月2日

こないだこしさん&うなぎのワクチン接種に行ったんだけど
(そのときの話はこちら)
そのとき

うなぎ→クワの犬用クレート
こしさん→猫用の布製キャリーバッグ

に、それぞれ入れました。
片手にクレート、片手にキャリーバッグ。


こしさんを入れていった布製キャリーバッグは、開け閉めがちょっと大変なんです。
だから実は、最近ほとんど使ってなかったんですよねえ…。

猫たちの通院でも、クワの犬用クレートを借りることのほうが多いです。


約2年半に渡ったおつぶさんの闘病生活中もそう。
最初の頃は猫用キャリーバッグに入れてたんですけど、途中からは毎回クワの犬用クレートを借りるようになりました。

おつぶおじさん、けっこうアホな子だったから(失礼)病院行くのも最初はそんなに嫌がらかったんですよ。

でも毎日のように注射やら点滴やらが続いたら
「キャリーバッグに入れられる = 病院」
ってことに、さすがのおつぶさんでも気づいたらしく(笑)

蓋を閉める途中で暴れるわ逃げるわで…。
開け閉めに時間がかかる布製キャリーバッグ は、全く使い物にならなくなっちゃったってわけです。


本当はプラスチック製で開け閉めしやすい猫用キャリーが、家にあればよかったんだけどね。
もし持ってたら間違いなくそれを使ってたと思います。

猫用でも、クワの犬用クレートと同じ作りになってるプラスチック製キャリーバッグがあります。
サイドに扉がついてて、天井が外れる金網っていう構造。

でも沖田家はクワのクレートが手元にあったので、猫用を買い足したりはしないでそっちを使いました。


猫が入るとだいぶ広くって、つぶの通院時はいつも中でゆったりのびのび。

一度つぶを入れようと準備してる間に、こしがクレートの中でくつろぎ始めちゃったこともありました!
そのときは、そのままつぶを入れて2匹で病院へ(笑)

クワのクレートは、体格のいい大人猫が2匹入っても余裕なサイズです。

猫の入れやすさは圧倒的にクレートのほうが上!


…なんだけど。

こないだのワクチンでひさしぶりに布製キャリーバッグを使ったら、その良さも改めてわかりました。

あざとかわいい、こしさん

クレートに比べて、持ち運びがとにかく楽。

軽いし、コンパクト。
それにカゴ状になってるから、持ち手の向きが腕引っ掛けやすくなってるってことに気付きました。

クワのクレートは、本体に対して平行に持ち手が付いてます。
対して布製キャリーバッグは本体に対して垂直に持ち手がついてます。

持ち手の違い。中に物が入っているのは無視してくださいな

手のひらを横に向けて持つより、手のひらが前に来る状態で持つほうが持ちやすい!

手のひらを前に向けて持つ図。持ち手にクッションがあるのも嬉しい
手のひらを横に向けて持つ図。今まで気づかなかったけど、ちょっと持ちにくい

そこそこ重量があるから「よっこいしょ」って持ち上げるときに肘を曲げることになるんだけど、横向きよりも前後のほうが肘曲げやすいってことに気づいちゃいました。

イメージ的には、一般的に「ダンベル持ち上げるとき」みたいな向きです。
伝われ…!

だから猫の入れやすさっていう点以外では、布製キャリーバッグのほうが便利だなーと思っちゃいました。
全然使ってなかったのに!

写真撮ってたらクワがやってきました

ちなみに沖田家で使ってる布製キャリーバッグは、LOGOSの「セミルナPET」っていうやつです。

アウトドアブランドのやつだけど、いちおうペット用品として売られてたんでAmazonで買いました。
どうやら今は柄物しか売ってないっぽいんですけど、沖田家で使ってるのは無地の赤とグリーンの2つ。

つぶ&こしが子猫のときに買って、当時(生後2ヶ月ごろ)はこのバッグひとつに2匹で入っても余裕でした!


猫用のキャリーバッグって、めちゃくちゃいろんな種類出てますよねえ…。
当時買う前にいろいろ見比べてだいぶ悩んだんですけど、その中からこのキャリーバッグを選んだ理由は、完全に「見た目」!

沖田家では猫用のキャリーバッグもクワのクレートも、常にリビングに出しっぱなしにしているので、見た目は大事です。

出しっぱなしにしてるのはしまうのがめんどくさいからじゃなくって「キャリーバッグを用意する = 病院」って猫が察するのを避けるため。
普段から出しとくと、キャリーバッグに警戒しないのですごく良いです。

あと猫ベッドの代わりにもなってます。
中にバスタオルとか敷いて。

一時期、ペットシーツとか猫砂のストック入れとしても使ってました。
S字フックで猫トイレのそばに引っ掛けたり、そのまま床に置いておいたり。


折りたたみもできるし、布部分を外して洗濯もできるから、利便性はめちゃくちゃよいです。
しかも意外に丈夫。

布部分の素材はキャンバス地っぽい感じなんですけど、あんまり爪が引っかからなそうに見えます。

難点は、開け閉めしづらいってとこだけなんだよなあー…!
メッシュ状の天井をチャックでぐるりと閉める作りになってるんだけど、メッシュ部分がふにゃふにゃなので手で持ってないとチャックが閉められない。

左側にだらりと垂れてるのが、メッシュ状の天井部分

片手でメッシュを持って、片手でチャックを閉めてると、中の猫を押さえておく手がもう1本あれば…!ってなります。
ふたりでやるにしても、コンビネーションがうまくないと猫押さえてる人の手をチャックではさみそうになったり(笑)

おとなしい猫とか、あとはあらかじめ洗濯ネットに入れてある猫だったら、全然余裕なんだけどねえ。


ちなみにチャックは両サイドにふたつついてて中央でぶつかる感じなんだけど、ここの隙間を中から猫が開ける可能性があります。

このキャリーバッグの一番危険なとこはそこかも。
まだやられたことはないんですけど、うちのこしさんだったら絶対にこの隙間に爪を引っ掛けて中からチャックを開けちゃうだろうなと思ってます。

なので、このキャリーバッグを使うときは必ず、両方のチャックの穴(ツマミ部分)を通す形で、安全ピン止めてます。
万が一隙間に爪や手を入れて自分で中から開けても、チャックが両サイドに広がらなければそれ以上は開かないので。

万が一自分で中から開けて、キャリーバッグから飛び出したりされたら一大事ですからね!
通院時の脱走事故も多いっぽいですし…
このキャリーバッグに限らずですけど、確認は必要ですね!


動物病院で見かける感じだと、プラスチック製の猫用キャリーバッグが一番使われているような気がします。
筒型の、半円っぽい形状のやつ。

我が家の布製キャリーバッグ、ひさしぶりに使ってみたら結構良い面も見えたので、これからまた工夫しながら猫の通院をより快適にできたら。

たぶん人によって「使いやすさ」「管理のしやすさ」「手入れのしやすさ」に感じる重要度の比率がぜんぜん違ってくると思います。

もしもこれから初めて猫を飼う人とかは、猫グッズ揃えるのにいろいろ調べることになると思うけど
(自分のときは朝から晩まで暇さえあればネットで情報収集してた)

いろんな意見の中からその飼い主さん&猫に合ったチョイスができたらいいですねえー!

もし自分がこれから初めて猫のキャリーバッグ買うとしたら、リュックタイプもちょっと気になるなあ。
もし使ってる方いたら、使い心地ぜひ教えて下さい!

こし「モデルしましょうか」
(後ろでこっそり見守るこんぶ)